M.H /理系
2020年入社 製造本部 SE(システムエンジニア)
大学院では数学を専攻。ソフトウェア開発に興味を持ったのは、在学中、父親のためにExcelのマクロのツールを作成したことがきっかけ。営業職に転職した父親が、紙のカタログで商品を探すのに苦労しているという話を聞き、Excelでカタログの内容をデータベース化して容易に検索できるツールを作ったところ、業務が非常に効率的になったと喜ばれた経験から、ITで人々の暮らしを良くすることに貢献したいとこの業界を志望。なかでもジャステックは一括請負を基本とするため、上流工程から下流工程まですべての工程に携わることができ、また自分の頑張りが正当に評価される企業風土にも惹かれて入社を決意した。
入社以来、損害保険会社の業務システムの開発に携わっています。保険の契約手続きが遅延しないように、事務処理のステータスを管理するシステムの企画・設計・構築を5名ほどのチームで担当しています。お客様からの要望に応えて新たな機能を追加し、システムを絶えずバーションアップさせていくことが、私たちのチームのミッションです。
最初はプログラミンングからスタートし、1年目の後半からは設計書の作成に携わるようになりました。設計書はシステム開発にあたってどのようなロジックで情報を処理していくかを記述するものですが、私が学生時代に専攻していた数学の証明の論述と通じるところがあり、比較的スムーズに取り組むことができました。
そして2年目に入ると、直接お客様と打ち合わせをする機会も増え、3年目からは顧客窓口を担当することになりました。どんなシステムを開発するかという要件の調整や、開発費用の見積り、そしてスケジュールの計画や管理などプロジェクトマネジメントに関する仕事も任されています。ジャステックは、若いうちから責任あるポジションで力をふるうチャンスを与えてくれる会社であり、とても成長できる環境だと感じています。
お客様が求めていることをどうすればシステムで実現できるのか、その方法を考えて形にしていくことにやりがいを感じています。たとえば先日、これまで紙の書類で行っていた申請業務を、Web上で電子申請できるようにしたいというご要望があり、そのシステムの開発に奮闘。お客様と何度も打ち合わせを重ねて、どんな画面レイアウトにすれば操作しやすいか、あるいはエラーが出た時はどう処理すべきかなど、いろいろな観点からシステムの要件を決めていきました。
お客様からいただいた要望が、予算面や技術的な問題から実現することが難しいケースもあります。そのような場合、ただ「無理です」とお断りするのではありません。メンバーとも議論を重ね、また知恵を絞り、お客様のニーズに応えるための代替案を提案するのです。それを受け入れていただけた時は、本当にテンションが上がります。また、このような創造性を発揮できることはSEの醍醐味だと思います。
今後は、SEとしてのキャリアを積むとともに、プロジェクト全体をマネジメントする力も磨いていきたいです。プロジェクトマネジメントは、チームのリソースをどう適切に配分すれば、プロジェクトが成功するのかを考えて指揮する立場であり、パズルゲームを解くような面白さがあります。このマネジメント力を高め、大規模なプロジェクトを率いることができる人材を目指していきます。
学生の頃は、IT業界というのは残業が多く、休日出勤は当たり前といったネガティブなイメージを持っていました。しかし、ジャステックはお客様から開発案件を一括請負で受注しているため、ゴールに向けて自分たちでスケジュールを立て、必要な能力を持ったエンジニアでチームを組み、メンバーそれぞれの能力が発揮できるようにアサインを行い、開発体制を整えたうえでプロジェクトを推進します。SEを派遣する会社と決定的に違うのはここです。主体的に仕事ができるのは大きな魅力です。
急な仕様変更や納期前など残業があることは多少ありますが、定時で退社することがほどんどで入社してからの休日出勤は一度きりです。休暇も取得しやすく、プロジェクトの合間に長期の休暇を取ることも可能で、ワークライフバランスをしっかり保ってキャリアを積むことができます。また評価については、一般的な会社では上司が一方的に部下を評価すると聞いたことがありますが、ジャステックはチームメンバー同士がお互いに評価をしあいます。自分が立てた目標に対する取り組み姿勢、プロセス、目標達成のために今後どのように改善していけばよいのか、など建設的な話をします。足の引っ張り合いではなく、結果が全てではないのです。
お互いを認め合い、次のステージを目指して切磋琢磨しながら成長できる。
ジャステックには絶えず向上心を持って仕事ができる環境があり、それが働きやすさにも繋がっています。