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HISTORY

ジャステック誕生ストーリー

1971年、どこにも存在しないソフトウェア開発会社が誕生。
それは「エンジニアがつくった、エンジニアによる、エンジニアのための」ソフトウェア開発会社。

BEFORE1971

1971年以前
ソフトウェア開発はハードウェアのおまけで、タダ同然だった。
ソフトウェア開発の対価は工数(時間)×時間単価ではなく、
人月(1人月の時間数は固定)×人月単価による計算だった。
ソフトウェア開発の現場は、ハードメーカに牛耳られていた。
ソフトウェア開発会社の社長は、親会社からの天下りだった。
ソフトウェア開発は人海戦術で、徹夜が当たり前だった。

1971

ジャステック誕生
当時、神山茂(現会長)は大手電機メーカ直系のソフトウェア開発企業に在籍していました。親会社から天下った経営幹部は、ソフトウェア開発の専門家ではなかったので、会社経営に危機感を抱いた神山は、会社経営の研究会を立ち上げるべく社員有志を招集。この研究会が母体となり、神山をトップとするグループが新たな会社を立ち上げるためにスピンアウトしました。それがジャステックです。目指したのは、いずれのハードウェアベンダーにも依存せず、高品質なソフトウェアをユーザ企業に直接提供する会社です。

1975

金融システム開発で台頭
経済産業省(旧通商産業省)の肝いりで、世界標準だったIBMメインフレームの互換機を日本で開発することになり、この互換機OSの開発プロジェクトにジャステックの精鋭SE数名が参画。大人数のプロジェクトメンバ全員が開発ツールの説明を受けるのですが、高度な内容には日々自主的な学習会を実施し、技術を習得していきました。その結果、ジャステックのSEがプロジェクト内で最もシステムを理解しているという評価を得たのです。この時期から蓄積した開発技術を背景に、新規の顧客開拓を進めた結果、メーカはもとより損保、生保、証券、銀行といった金融機関との取引が始まりました。

1982

文系採用・女性採用開始
理系男子の新卒採用を進めてきましたが、この時期から、ソフトウェア開発に取り組む意欲や適性を有する文系学生のみならず女子学生の採用を始めました。ITの知識や経験が少ない学生の育成プログラムを、ベテラン社員達が中心となって試行錯誤の末につくりあげました。

1996

ISO9001を取得
1996年10月11日に、次の適用範囲について、全社で品質保証規格ISO9001の認証取得(JQA-1403)しました。以後、規格改定に合わせ順次更新を進めるとともに、更なるプロセス改善を目指しCMMIを融合した品質マネージメントシステムを作成し、その運用に取り組むことにしました。
・受託ソフトウェアの開発および保守
・ソフトウェア開発支援及び管理支援に関わるパッケージソフトウェア開発

2003

東京証券取引所一部に上場
社員19名、資本金350万円で創業したジャステックは取引先の拡大に伴い、売上高および社員数等は順調に拡大し、経営基盤は充実してきました。一層の拡大と市場の評価を得るべく、1989年の店頭市場(*)への株式公開を皮切りに、2000年の東証二部(*)への上場を経て、2003年には東証一部(*)に上場することができました。株式公開後、社会的信用は一段と高まり、営業活動および採用活動を通して、従前より一段上のステージで評価されていることを多くの社員が実感しました。
(*)2022年4月、東京証券取引所は上場区分を次のように再編
店頭市場(JASDAQに移行)→グロース、東証二部→スタンダード、東証一部→プライム

2012

CMMI Version1.3で成熟度レベル5を達成
ジャステックはソフトウェアの品質とコストを中心に競争力を発揮してきた独立系企業です。経営資源を外部依存せず、創業時からソフトウェア製品を独自の定量管理手法により評価する「生産管理システム」の構築を進め、同業他社との差別化を進めてきました。
1999年のCMMIの発表を受け、この生産管理システムの評価を受けるべく、2003年にCMMI(*) Version1.1の成熟度レベル5に挑戦しました。その結果、日本で初めて、全社でのCMMI成熟度レベル5を達成しているとの評価を得ました。
以後、CMMIのバージョンアップ(1.2、1.3、2.0)に伴い、定期的に達成評価を受け、成熟度レベル5の達成をしております。
※システム開発のプロセス改善に関する国際標準的な指標